JAZZ LIVE (2024年4月)

日暮里 BAR PORTO
日暮里 BAR PORTO

新年度になって、ライブ始めはジャズから。日中はポカポカ陽気なのに、夜はキンキン冷える。都営バスを乗り継いで日暮里駅に向かい、夕食をとってから会場の「日暮里 BAR PORTO」(写真上)へ。定刻の19時30分に開場する。しばらく観客が自分だけだったが、開演10分前になると観客がドンと増える。と言っても、大半はミュージシャンであるが。そして、定刻より5分遅れの20時5分に開演する。
ヴォーカルは ねみさん、ギターは 小畑 和彦さん。
【第1部】
あいさつから始まり、まずは恒例のオープニングである小畑 和彦さんによるギター演奏から始まる。バーの雰囲気に合わせた、気分良い曲である。次は、このライブでは聞き覚えあるライトな曲を歌って、ホットな気分になる。
最近の職場の事を語ってから、今度はしっとりした柔らかな曲を歌って、渇いた心に水が注がれる感じだ。さらに、小畑 和彦さんのコーラス入りで有名な明るい曲を歌って、コールも加わりハレーションを起こした。続いては、定番の爽やかな曲と北米の草原を想わせる曲を歌って、静聴するのみであった。
衣装の事を語ってから、夜のムード漂うサンバアレンジ曲を歌って、晴れやかな気分に包まれていた。
ここで、昭和歌謡コーナー。気骨あるドライな愛の曲を歌って、前世代の恋愛を醸し出す。最後は、有名過ぎる春の名曲を歌って、懐古ムードに浸っていた。
ここで、約20分の小休止。あまりに濃すぎる話の内容に、刺激が強過ぎるじゃないか。
【第2部】
まずは、本日の観客の一人と歌ったという曲から歌って、ジャズの在り方を改めて感じたのである。次は、本人大好きでカントリーな愛あふれる曲を歌って、甘さが店内を包み込む。
えげつない替え歌の事や、観客からのプレゼントの事を語ってから、今度は例の知名度高いワルツを歌って、時が経つのを忘れそうだ。さらに、ポップでややハイテンポな曲を歌って、それまでの空気が変わったようである。続いては、よく歌う南米のサンバを歌って、ラテンの風を吹かせている。さあ、女性観客2名が加わってシンガー3人で、映画の主題歌で有名過ぎるあの曲を歌って、ますます楽しくなっている。そして、初めて歌うラブソングを歌って、いいムードであった。
ここで、昭和歌謡コーナー。今なら問題になる恋愛曲を歌って、モノクロな雰囲気に包まれる。最後は、最近他界された漫画家の作品のアニソンを歌って、若き日を思い浮かべていた。
これで終わるワケ無い!! アンコールは、切なさ漂う愛の曲を歌って、しみじみしながら約2時間のライブは終演となった。
この後は、交流タイム。やや時間が押したので、少し話をしてから会場を後にしたのであった。

ねみさん(左)、小畑 和彦さん(右) ライブ中
ねみさん(左)、小畑 和彦さん(右) ライブ中