P.Y.T. Vol.23 ~そよかぜ、宝城 里音 ラストライブ

秋葉原Egg-man Tokyo Eastこの日、約10年間活動してきた「里音公爵」こと、宝城 里音さんが引退することになり、その最後のライブがアキバで行われることとなった。今回は2部構成で、前半は「そよかぜ」のライブ、後半は主役の宝城 里音さんのライブである。
昼下がりに都営バスで新宿伊勢丹前、都営新宿線で新宿三丁目から岩本町へ向かい、軽食後に会場「秋葉原Egg-man Tokyo East」(写真上)へ。
【1部[そよかぜ ラストライブ]】
5分遅れの15時50分に開場して受付を済ませると、カウンター近くでスタンバイする。ヲタ芸が打てるように、オールスタンディングとなっている。5分遅れの16時5分に開演。
あゆ✩さん。名古屋を拠点にしている。前半は、サイドAとしてナース服で登場。いきなり、笑いを取る一言から切り出し、歌い始めるとヲタが手拍子で応える。紹介すると「こにゃにゃちわ」の意味が理解出来ず困惑。次の曲は、テンポ良くノリノリで手拍子小刻みに。さらに、明るめの曲でヲタの定番掛け声が始動して「あゆちゃん」コールも飛び交う。
後藤 亜希さん。何故か浴衣で登場して、和風の曲で始まる。しんみりなので、場が静まり返る。持ち時間15分に対して、約6~7分の長い曲をセットした為に、あと1曲しか歌えない。告知をしてから、次の曲を歌い始めてテンション高く盛り上がる。

P.Y.T. Vol.23 ~そよかぜ、宝城 里音 ラストライブYUCKEYさん。ピンクワンピで登場。定番のアニソンから始まり、ヲタの黄色ライトにヲタ芸も始動して、掛け声も手拍子も歯切れ良く。次の曲も、ヲタの定番掛け声に「YUCKEY」コール、ヲタ芸に手拍子とてんこ盛り。紹介で冷やかして茶化しまくるヲタに、かなりムクレていた。告知してから最後は、よく歌うアニソンで白熱してヲタの定番掛け声も飛び出して、手拍子にヲタ芸と大はしゃぎ。
そよかぜ。宝城 里音さんとYUCKEYさんが、揃いの肩出し白ワンピで登場。古風の曲で歌い始めると、手拍子が鳴り響く。紹介して、今年5月まで恒例で開催されたライブ「アキバなライブカフェ」の話と、そよかぜの活動を語る。次の曲はルンバを歌い甘い歌声と共に手拍子小刻みに、さらにレトロ濃厚な曲に酒場に合いそうな夜の雰囲気を醸し出す。トークで、ここまで歌った曲のネタを語る。ここから3曲連続で、音頭の色合いを強く出した曲でヲタの手拍子も気分上々、次の曲はドドンパで陽気に晴れやかに手拍子も絶好調、さらにレトロな中華風の曲で賑やかになる。最後は、そよかぜデビュー曲で終わりを惜しまんとばかりに盛り上がって、1部は終演となった。
物販・交流タイム。後藤 亜希さん、YUCKEYさん、宝城 里音さんと会う。長蛇の列と長話で時間ギリギリになった。2部の準備の為に、一旦外へ出て待機する。

入口前の花【2部[宝城 里音 ラストライブ]】
外に出た時には、物販が押しに押しまくって開場5分前。準備も時間がズレて、定刻より15分遅れの18時30分に開場。受付を済ませてスタンバイして、定刻より20分遅れの18時50分に開演。
あゆ✩さん。後半は、サイドBとして薄緑ベースの花柄ワンピで登場。前奏が1分程ある懐かしい曲から始まり、しっとり感を漂わせて場が静まり返る。次は、夏の終わりを感じさせる曲で、さらに静寂が訪れる。
柊 珠実さん。白セーラー服で登場。いきなり、菓子をピコハンで打ってヲタに飛ばしまくる。空元気な紹介してから、最初はハイテンションな曲で始まり、手拍子が鳴り響きヲタと掛け声を出し合う。次の曲は、やや暗めに歌い、小刻みに手拍子を鳴らす。早くも息切れしながらも、この後の曲はテンポ良くノリノリに歌い手拍子も息切れ良く。雰囲気一転、暗めの曲で場が静まったまま締めくくり。
桃奈 ひさこさん。可愛い声で歌い始めると、ピンクのオリジナルTシャツのヲタがピンクライトを振って定番掛け声にヲタ芸を始動させて大驀進。さらに「ひさにゃん」コールも飛び出す。紹介すると、次の曲も掛け声にヲタ芸と熱くなった。ここで告知して、最後はオリジナル曲を歌い、ヲタの定番掛け声にヲタ芸にステップと大忙し。
さぁやさん。最初から空元気を全開にして、歌い始めると手拍子が響き渡る。紹介してから、上半身を羽織っていた被り物を脱いで、次の曲はハイテンションな曲で手拍子のちヲタ芸と白熱する。最後は、知名度高いアニソンを歌い、手拍子を飛び交わせて掛け声を響かせてトリにつなげる。
宝城 里音さん。紫ライトが眩いばかりの観客スペースの中、赤ベースのレトロなワンピで登場。ところが、マイク忘れのアクシデントが。デビューシングルの哀愁漂う曲から始まり、ヲタの定番掛け声に手拍子に「里音」コールが乱舞して熱くなる。紹介して御礼を述べると共に、宝塚が好きである事も語る。次はレトロ感が漂う曲で、手拍子を響かせ調子良く。
ここで、主役が一旦引いてスクリーン下りて動画上映。2ndシングルの「Heartポッと」のPVから制作話、里音公爵と称していた時のことも語る。
スクリーンが上がり、ピンク服白パニエに衣装替えした主役が登場して、その曲を歌い手拍子に「里音」コールと華やかに。さらに、情熱溢れる曲で手拍子小刻みに「里音」コールも惜しまない。
また、主役が一旦引いてスクリーン下りて動画上映。「OPEN SESAME !」のPVから、この時の想いを語る。
スクリーン上がり、紫ベースのワンピに衣装替えした主役が登場して、その曲を歌い手拍子に「里音」コールと大はしゃぎ。雰囲気一転して、しんみりな曲を歌い場が静まり返る。
また、主役が一旦引いてスクリーン下りて動画上映で「さよならは言えなかった」について語る。
スクリーン上がり、黒服と赤ロングスカートに衣装替えした主役が登場。その想いを込めた曲を歌い、掛け声に手拍子が鳴り響き「里音」コールも加わる。さらに、夏の情熱的な曲を歌い、手拍子に「里音」コール。
また、主役が一旦引いてスクリーン下りて動画上映。「夢の中の昭和」について語る。
スクリーン上がり、肩出し白ワンピに衣装替えした主役が登場。しっとりした曲なので、ヲタは座って静かに聴いていた。トークで、この曲があった事によって、そよかぜの土台になっていたという。「アキバなライブカフェ」前任の、いとう 愛海さんについての事も語る。そこで、この事にまつわる曲を歌い、ヲタの定番掛け声に手拍子にヲタ芸と大盛り上がり。最後は、ゆったりしたオリジナル曲で場が和み、しんみりな締めくくり。
なわけないでしょ、アンコールだよ。黒猫メイド服に衣装替えした主役が登場。記念すべきデビューシングル収録曲を歌い、手拍子に「里音」コール、最後はヲタ芸を打つ曲で、ヲタの定番掛け声に手拍子と「里音」コールと引退を惜しまんとばかりに全力で盛り上がる。これで終わりかと思ったら、筋金入りのファンから花束贈呈。これで、終演となった。
さあ、物販・交流タイム。宝城 里音さんと会う。最後の時を惜しみ、多くのヲタが長居していた。スタッフの撤収コールがかかり、ついに去る時が来た。最高の時間をありがとう!!