遊び人も悩むのだ

僕は、ほとんどにおいて数年から数十年遅れてるんだよ。
どういうことかというと、子供の時は排除され続けて孤独だったし、勉強づくしだったが故に青春時代を楽しく過ごせなかったし、社会人になっても要領が非常に悪くて辛酸をなめさせられっぱなしだった。また、人間不信・自信喪失に陥る事だって一度や二度ではない。他の人なら当たり前にやった事ができなかったし、周りが進んでいるのに自分だけが取り残されていると感じる事だって、しばしばだ。だから「全業種全職種不向き」というのは、ここから来ているんだ。もちろん、生活があるから仕事をしなくてはならない。
来月に、やっと新しい仕事に就く事ができる。高機能広汎性発達障害だから障害者枠での勤務だけど。
恋愛なんて知るすべも無く、異性と抵抗なく話せるようになったのは約5～6年前になってから。コミュニケーションを楽しめるようになったのは昨年の夏になってから。空気を読むのは苦手だし、要領が悪いのは相変わらずで、話している言葉を理解するのに時間がかかっている。名刺・メッセージカードを使うのは、そんな僕のウイークポイントを補うためなんだよ。ネットの世界にこもっていても辛いばかりだから、実際にアキバやライブなどに顔を出すようにしているし、その時が僕にとって数少ない楽しみなんだ。それに、アメーバでは極力ペタ返しはしているし、まだまだではあるがコメントをするように努めている。
もちろん、みんなからすれば全然不十分な点は多い。それは自分自身が痛いほど理解している。だから、少しでも遅れを取り戻そうと頑張っている。こんな僕を見て、どう思っているかは分からない。でも、相手の事を考えるようにはしているし、場を壊さないように心がけている。
それは、自分が不遇の中を生き抜いて、ここまで来ているから、痛みが分かるようになっている。それでも対応をまずってしまうことはあるが。
最後に。こんな拙い文を最後まで読んで下さった方には、大いに感謝したい。