Music Jam Vol.9

Live Garage 秋田犬3月最後の日曜日は雨の朝となった。遊び人の僕は、この時は調子がさえない状態で岩本町へ向かったのである。というのは、日曜日というのに夕方から休日出勤を要請されたからである。おかげで夕方に行く予定だった下北沢のライブを、キャンセルすることにしたのだ。その上で、昼のライブに差し替えたのであった。でも、ライブに行けるから半分は嬉しいが。
今回のライブ会場は、都営新宿線岩本町駅から東へ歩き、地下駐車場入口のある曲がり角を北上したところにある、「Live Garage 秋田犬」(写真上)。毎月行われている「Music Jam Vol.9」(写真下)だが、会場と予約アーティストが異なる。
今回は、佐々木 かのさんが出ないため、先月のMusic Jamで会っている、水野 鈴菜さんで予約。11時25分開場なのだが、リハーサル中。15分遅れで、やっと受付開始。中は、使い込まれた感が染み付いている。ただ、5月にはリニューアルするという。
11時50分、開演。まずは、Music Jam初出場の、風見 穏香(かざみ しずか)さん。「しーちゃん」である。ギター弾き語り。遅れて始まったために時間が押してしまい、3曲まで。今後に期待しよう。
次は、今回の僕の推し、水野 鈴菜さん。なんと、彼女の母が来ているのだ。ピアノの位置が横で固定されているため、髪の分け方を変えていた。おまけに位置が隅に追いやられたような場所。トークは日常の下世話ネタ。まあ、面白いが。春向けのオリジナル曲が無いために、カバーも演奏。もちろん、いつもどおりにオリジナル曲が中心。

Music Jam Vol.9続いては、ろとれとろ。と言っても、まなみさん1人だけ。ピアノ弾き語り。「歌」というより「詩」といった感じである。しっとり聞いていたのだが、最後は、観客が手拍子が鳴り響き、場が和んだ。
大学を卒業したばかりという、矢吹 望さん。前半は歌。後半は弾き語り。昼夜逆転の生活を送っていたせいか、トークは飛びっぱなし。を~い、大丈夫かぁ?
この後は、岡 秀年さん。「人生を唄う」ハイテンションなギター弾き語り。背中の旗指物が目立つ目立つ。とにかく、観客を引っ張る引っ張る。歌だけではなく、トークもハイテンション。「暑い」というが「熱い」方ですなぁ。
最後は、GlassWool。いつもどおりに歌うが、トークに入ると毎度のように梅さんの長話にありささんのツッコミ。が、今回はありささんの長話に梅さんが突っ込む。と、歌の途中で、ギター演奏の梅さんが、突然靴を脱いで演奏。ありささん、ウケたそうな。
終演後、3月がバースデーという、まなみさん、矢吹 望さん、梅さんの3人を祝福。さあ、物販、交流タイムに入った。と、今回出場しなかった、佐々木 かのさんがいるではないか。なんと、今回は見に来たという。予想外。水野 鈴菜さんは、母とともに観客と交流。僕も時間がない中で話したよ。と、スタッフの退場アナウンス。行って良かった良かった。
一方、僕は上野広小路に向かって歩いた。時間がまだあるので、秋葉原で中古パソコンのチェック。と、電話が。え? 休日出勤が無しになった? だが、下北沢に行く体力はない。それに断ってしまった手前、行くのは気が引ける。